~街に電気を届ける路(みち)づくり~
人々の暮らしに必要な電気を届けるために、山奥にある水力発電所や海の近くにある原子力発電所、
自然エネルギーを利用した太陽光発電所、風力発電所など街から遠く離れた場所で電気は生まれています。
その電気を一般家庭に届ける「送電線」を建設できるよう、現地調査や測量、設計を行い電力インフラ整備をサポートいたします。
山間部や海岸部にある発電所から、市街地まで電気をどう運ぶべきか。
送電ルートを計画し、送電線設備建設のための測量設計を行います。
送電線ルートに同じものは一つとしてありません、発電所から街まで100キロ以上に及ぶ道のりには、山あり谷あり、川や道路、鉄道、海峡など様々な環境があります。その様な条件のもとで、出来る限り自然環境を変えないように、かつ無駄が生じないように、最適なルートを何度も検討します。
様々な環境条件、法令関係を考慮し人と自然が共存し、長く運用できる施設の建設を目指し調査設計を行います。
送電線設備の保全業務は、電力安定供給に欠かせない重要な業務の一つです。
豊富な経験と技術の蓄積を背景に、的確・確実な保全計画を提案しています。
また、日常的な管理業務に加え、台風・豪雨・地震などによる災害の発生など緊急時の復旧業務にも迅速に行います。
高圧送電線は、地形の厳しい山間部に建設されることが多く、工事に必要な資材・機械工具等を現場に搬入するための運搬計画を工事の規模、工期、経済性、環境保全を考慮し立案します。
その運搬方法も車両運搬、索道キャリア運搬、モノレール運搬、ヘリコプター運搬と多岐に亘るため豊富な経験と知識が必要とされます。